感染経路別対策とマスクの備蓄


マスクの準備OK

■感染対策のための事前措置
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事業者は従業員等の間の感染拡大を防止する意識を高めるため、事前に次のような措置を講じることが求められています。
1)手洗いの励行。
2)従業員等に感染予防策や健康状態の自己把握に努めるよう、健康教育を行う。
3)従業員等の海外渡航に係る情報について把握する仕組みを構築する。
4)次のような感染拡大防止のための業務形態を検討しておく。
 ・在宅勤務で可能な業務の有無
 ・対面による会議を避け、電話会議やビデオ会議の利用
 ・ラッシュ時の通勤及び、公共交通機関の利用の回避


■感染対策・感染拡大対策のための物品の備蓄
専門家会議では「新型インフルエンザ発生後は、マスク等の感染予防物品の買い占め等による、物品の不足が想定されるため、各職場では必要になる物品を予め備蓄しておくことが望ましい」としています。バイリーンクリエイトでは、感染経路に応じた以下の2タイプのマスクをご用意しています。

1.飛沫核感染(空気感染)対策
インフルエンザ・パンデミック時に、医療従事者をはじめ、感染リスクの高い仕事に従事している人たちの感染リスクを低減するためのマスクです。使用に当たっては、装着方法に関する十分な教育や装着後のフィット(顔とマスクの密着性)の確認が必要です。

●N95規格適合品「V-1003N」【日本製】

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NIOSHのN95規格に適合し、CDC (米・疾病対策センター)が定める「医療施設における結核菌感染対策のためのガイドライン」の「呼吸器感染防止器具」に対応しています。ワンタッチでゴムひもの長さを調整することで、顔とのフィット性を高めることが可能。また、全マスク素材を非金属化しているので、廃棄の際、分別する必要がありません。

・品 名 V-1003N
・粒子捕集効率 97.0%以上
・吸気抵抗値 50Pa以下(40l/分)、105Pa以下(85l/分 )
・排気抵抗値 50Pa以下(40l/分)、105Pa以下(85l/分 )
・販売単位 1箱(10枚入り)


警 告
このマスクは有害性のある粒子状物質からの防護には有用ですが、病気や感染症にかかるリスクを完全に回避することはできません。使用方法を誤ると病気または死に至る可能性があります。ご使用前に必ず、取扱説明書を読み、監督者の指示に従ってください。

下記の装着方法をご確認の上、ご使用ください。
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(1)白色の鼻金を上にしてマスクを顔に当てます。 (2)片手でマスクを押さえながら、上のゴムバンドを後頭部にかけ、次に下のゴムバンドを首の後ろにかけます。 (3)まず下のゴムバンドの両端部を持って引っ張り、長さを調整します。その後、同様に上のゴムバンドの長さを調整します。
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(4)両手で鼻金を顔に合わせて押し曲げ、顔面にピッタリと密着させます。 (5)最後にマスクが顔に密着しているか確認します。まず、両手でマスク全体を覆い、息を吐き出し、空気の漏れをチェックして、密着のよい状態にマスクを合わせます。正しくマスクを装着できないときは使用しないでください。

2.飛沫感染対策
飛沫感染対策に有効なマスクで、症状のある人が、咳やくしゃみによる飛沫の拡散を防ぐために、積極的に不織布製マスクを着用することが推奨されています(コラムの「咳エチケット」を参照)。

●フェイスマスク5802N【日本製】
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不織布単層フィルタを採用。通気性に優れ、ムレないだけでなく、フィルタに施した特殊帯電加工で、高い捕集効率を実現します。また、立体構造で鼻から頬、あごまでフィット。鼻と口元に空間ができるため、マスクをつけたままの会話もラクで、口紅うつりもありません。かぜ・花粉対策用として使用されています。

・品 名 フェイスマスク5802N
・BFE(Bacteria Filtering Efficiency) 89%(実測値)
・販売単位 1箱(100枚入り)


●フルシャットマスクAG01【日本製】NEW

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「フルシャットマスクAG01」には、BFE(バクテリア捕集効率)97%(実測値)の特殊帯電フィルタを採用。さらに3層構造の第2層に銀加工を施すことによって、フィルタで捕集した菌の繁殖を抑制し、菌の増殖による2次感染のリスクを低減します。
空気の漏れやすい鼻、頬、あごの部分にフィットするよう設計された独自の形状と、耳かけ部分に採用したソフトで伸縮性のある素材で、快適な装着感を実現。また、長時間使用しても型崩れしにくい保型性を備えているので、吸気によってマスクの形状が変化することなく、広々とした口元空間が保たれます。かぜ・花粉、飛沫感染対策にご利用いただけます。

・品 名 フルシャットマスクAG01
・BFE(Bacteria Filtering Efficiency) 97%(実測値)
・販売単位 1箱(30枚入り)

【使用方法:フェイスマスク5802N、フルシャットマスクAG01】
下記をご確認の上、ご使用ください。
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(1)マスクの上下を確認し、継ぎ目の下側を親指でずらすように開きます。 (2)マスクを左右に開きます。 (3)マスクの下側をあごに当て、耳かけ部分をゆっくり引いて耳にかけてください。


【使用上の注意:フェイスマスク5802N、フルシャットマスクAG01】
●このマスクは粉じんや有毒ガスなどの有害物質の呼吸器への吸入を防ぐためのものではありません。
●個人差によりメガネがくもる場合がありますので、運転の際にはご注意ください。
●マスクを着用し、気分が悪くなった場合、使用を中止してください。
●肌に異常を感じた場合、直ちに使用を中止し、医師に相談してください。
●本品は使いきりマスクです。洗濯しての再利用はしないでください。
●本品を改造しないでください。
●耳部を引っ張りすぎると、ゆるくなることがあります。
●汚れたらすぐ交換してください。
●未使用のマスクは乾燥した清潔な冷暗所に保管してください。
●乳幼児の手の届かないところに保管してください。


■備蓄枚数の目安、およびN95マスクの使用について
専門家会議がまとめた「新型インフルエンザ流行時の日常生活におけるマスク使用の考え方」によると、家庭における不織布製マスクの備蓄の目安は、流行期間8週間とした場合、「一人あたり20〜25枚程度」としています。
・発症時の咳エチケット用に7〜10枚(罹患期間を7〜10日と仮定)
・健康な時の外出用に16枚(やむを得ず週に2回外出すると仮定して8週間分)

また、N95マスクについては、基本的に医療従事者用としながらも、「家族内で新型インフルエンザに感染した者を世話する等、感染者と濃厚な接触が避けられない場合は、医療従事者以外の者も、N95マスクを使用することは、適切な教育・訓練が行われることを前提として今後も検討する価値があると思われる」としています。



〈コラム〉新型インフルエンザの基礎知識

●新型インフルエンザとは
新型インフルエンザとは、動物、特に鳥類のインフルエンザウイルスが人に感染し、人の体内で増えることができるように変化し、人から人へと効率よく感染できるようになったもので、このウイルスが感染して起こる疾患が新型インフルエンザです。

●パンデミックとは
新型インフルエンザが発生した場合、基本的にすべての人が、そのウイルスに対して抵抗力(免疫)をもっていません。そのために新型インフルエンザはヒトの間で、広範にかつ急速に広がると考えられています。さらに、人口の増加や都市への人口集中、飛行機などの高速大量交通機関の発達などから、世界のどこで発生しても、短期間に地球全体にまん延すると考えられます。この世界的流行を「パンデミック」といいます。

●新型インフルエンザ予防に必要な「咳エチケット」とは
・咳・くしゃみの際はティッシュなどで口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむけ1m以上離れる。
・呼吸器系分泌物(鼻汁・痰など)を含んだティッシュをすぐに蓋付きの廃棄物箱に捨てられる環境を整える。
・咳をしている人にマスクの着用を促す。マスクはより透過性の低いもの、例えば、医療現場で使用される「サージカルマスク」が望ましい。
・健常人がマスクを着用しているからといって、ウイルスの吸入を完全に予防できるわけではないことに注意が必要。
・マスクの装着は説明書をよく読んで、正しく着用する。

感染対策マスクQ&A





Q1 新型インフルエンザ感染対策として、マスクにはどのような役割があるのでしょうか?
Q2 感染対策マスクには、どんな種類がありますか?
Q3 「飛沫感染」と「飛沫核感染(空気感染)」の違いは?
Q4 感染対策マスクをしていれば、感染は必ず防げるのでしょうか?
Q5 感染対策として、健康な人がマスクをすることの意味は?
Q6 マスクを着用する時、注意することは?
Q7 マスクはどれぐらいの頻度で取り替えればいい?
Q8 マスクは何枚ぐらい備えておけばいいのでしょう?
Q9 不織布製マスクの「不織布」って何ですか?
Q10 N95マスクの「N95」って何ですか?
Q11 「N95マスク」は、どうして家庭用マスクとして推奨されていないの?
Q12 「咳エチケット」って何ですか? 具体的にはどうすればいい?
Q13 ガーゼマスクではダメですか?
Q14 日本バイリーンのマスクは、他のものとどこが違うのですか?


マスクの使用目的は2つあります。一つは、咳やくしゃみの飛沫の飛散を防ぐこと、つまり人に「うつさない」ようにすることです。もう一つが、環境中のほこりや飛沫などの粒子が、ある程度、体内に侵入するのを抑制すること、つまり「うつらない」ようにすることです。 感染対策としてどの程度の役割が期待できるかは、マスクのフィルタの性能(ウイルスを含んだ飛沫をどれぐらい捕集できるか)、ならびにマスクと顔の密着性によって異なります。


大きく分けて、飛沫感染対策用の「不織布製マスク」と、飛沫核感染(空気感染)対策用の「N95マスク」の2種類があります。
「不織布製マスク」は、症状のある人が咳・くしゃみによる飛沫の飛散を抑制し、感染を防ぐために積極的に着用することが推奨されているマスクです(咳エチケット用)。
一方、「N95マスク」は、 医療従事者をはじめ、感染リスクの高い仕事に従事している人たちの呼吸器を保護し、感染リスクを低減するために用いられるマスクです。
厚生労働省の新型インフルエンザ専門会議では、新型インフルエンザ発生時の家庭用マスクとしては「不織布製マスク」の使用を推奨しています。


「飛沫感染」は、患者が咳やくしゃみをした時、ウイルスを含む飛沫が周囲に飛び散り、これを直接吸い込むことによって起こる感染です。この飛沫は比較的大きく(5ミクロン以上)、到達距離も1〜2mの範囲です。
一方、「飛沫核感染」とは、いったん飛び散った飛沫が乾燥し、ほこりなどに付着した微細な粒子となって長時間空中に漂っているもの(飛沫核)を吸い込んで感染することです。飛沫核は5ミクロン以下で、空気中に浮遊して広がるため、空気感染の同義語としても用いられます。
このほか、ウイルスを含む飛沫が付着した物に触れた手を介して感染する「接触感染」もあります。


不織布製マスクのフィルタは、ウイルスを含んだ飛沫をある程度捕集することはできますが、完全に捕集できるわけではありません。また、吸い込む空気のすべてがマスクのフィルタを通るわけではなく、顔とマスクの間から多く流入します。これらの空気とともにウイルスが含まれた飛沫が流入した場合には、感染する可能性があります。リスクを低減するには、マスク使用の際なるべく顔に密着させることが大切です。


マスクを着用することによって、机やドアノブ、スイッチなどに付着したウイルスが手を介して口や鼻に直接触れることを防ぐことから、ある程度、接触感染を減らすことが期待できます。
また、完全ではありませんが、不織布製マスクのフィルタによって環境中のウイルスを含んだ飛沫は、ある程度、捕集されます。従って、やむを得ず人混みの多い場所に外出する場合には、不織布製マスクを着用することは一種の防護策と考えられます。
しかし、感染していない人が不織布製マスクを着用することでウイルス飛沫を完全に吸い込まないようにすることはできないため、マスク着用と併せて、「咳や発熱など症状のある人の2m以内には近づかない」「流行時には人混みの多い場所に行かない」「手指を清潔に保つ」といったことを心がけましょう。


マスクを正しく装着することが大切です。顔とマスクの間にすき間があるとフィルタを通さない空気が多く流入するので、鼻、口、あごをしっかり覆うように装着し、できるだけマスクを顔に密着させてください。
使用中あるいは外す際は、マスクのフィルタには病原体がついている可能性があるので、表面になるべく触らないようにしてください。
また、使用済みのマスクは、表面に触れないようにポリ袋に入れ、口を閉じて廃棄します。廃棄後は、手洗いやアルコール手指消毒剤で消毒してください。


不織布製マスクは原則使い捨て式です。マスクを洗濯したり、消毒するなどして再利用しないでください。
マスクの取替目安は、使用状況(屋内/屋外、人混みが多い/少ない)などによって異なりますが、1日1枚を目処に取り替えてください。


新型インフルエンザの流行期間を8週間とした場合、可能な限り外出しないことを前提として、1人あたり20〜25枚程度が目安となっています。内訳は以下の通りです。
内訳は以下の通りです。
・発症時の咳エチケット用:7〜10枚(罹患期間を7〜10日と仮定)
・健康な時の外出用:16枚(やむを得ず週に2回外出すると仮定して8週間分)


不織布とは、読んで字のごとく「織らない布状のもの」をいいます。普通の布のように織ったり編んだりするのではなく、熱的・機械的・化学的作用によって繊維を接着または絡み合わせてつくります。
不織布ならではの特性の一つにポーラス(多孔質)構造があり、通気性、粒子捕集性などの基本的特性を備えています。加えて、帯電処理(静電気の引力で粒子を吸着させるようにすること)によって、呼吸のしやすさを維持したまま、より高い捕集効率を実現することが可能です。


「N95」とは、米国NIOSHが制定した、「微粒子用マスク(呼吸器用保護具)」の規格基準の一つです。
「N」は「Not resistant to oil」:耐油性なし、「95」は0.075ミクロン(数量中位径)の塩化ナトリウムエアロゾル粒子の捕集効率が95%以上、を意味しています。 ※NIOSHとは:NIOSH(National Institute for Occupational Safety and Health:米国労働安全衛生研究所)は、米国保健社会福祉省(DHHS)管轄下の疾病対策予防センター(CDC)の一組織で、呼吸器保護具の試験方法・規格の制定および認定を行っています。


「N95マスク」の使用にあたっては、使用方法に関する十分な教育や装着後のフィット(顔とマスクの密着性)の確認等が必要になります。また、密着性が高いため、長時間着用すると息苦しく感じることもあります。従って現段階では、一般に症状のある人の使用において「N95マスク」を日常の咳エチケット用として使用することは想定されていません。
ただし、厚生労働省からは、「家族内で新型インフルエンザに感染した者を世話する等、感染者と濃厚な接触が避けられない場合は、医療従事者以外の者も、N95マスクを使用することは、適切な教育・訓練が行われることを前提として今後も検討する価値があると思われる」との見解が出されています。


「咳エチケット」とは、感染拡大の防止のために周囲の人に対して行いたい配慮で、具体的には次のような内容となっています。
●咳やくしゃみが出たら、他の人にうつさないためにマスクを着用する。マスクをもっていない場合は、ティッシュなどで口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむけて1m以上離れる。
●鼻汁・痰などを含んだティッシュはすぐにゴミ箱に捨てる。
●咳をしている人にマスクの着用をお願いする。
なお、咳エチケットとしては不織布製マスクが推奨されており、一般に症状のある人の咳エチケットとしての使用にN95マスク等の、より密閉性の高いマスクは適していません。


一般的なガーゼマスクは綿織物を重ね合わせたマスクであり、そのフィルタ性能は環境中のウイルスを含んだ飛沫を十分に捕集することはできません。咳エチケット用として使用する分には構いませんが、飛沫感染対策には不織布製マスクの方が適しています。


日本バイリーンは不織布のリーディングメーカーです。マスクには同社の帯電技術が活かされており、微粒子の高い捕集性能と呼吸しやすさという2つの特徴を兼ね備えています。
また、諸外国で生産され輸入されることの多い一般の不織布製マスクと異なり、日本バイリーンのマスクは日本製であるため、安定的な供給が期待できます。ただし、新型インフルエンザ・パンデミック時には、供給が逼迫することも十分に予想されるので、余裕をもって企業や家庭で備蓄されることをお勧めしています。

※参考:厚生労働省新型インフルエンザ専門会議「新型インフルエンザ流行時の日常生活におけるマスク使用の考え方」平成20年11月20日

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